フトボル男

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AFCフットサル選手権2018 フットサル日本代表vsイラク代表 仕上がってきた日本と逸見の異能

1stセット 森岡、逸見、西谷、滝田

2ndセット 清水、吉川、室田、斎藤

3rdセット 星、皆本、渡邊+α

 

AFCフットサル選手権2018 フットサル日本代表vsバーレーン代表 スコア優位と吉川智貴の存在 - フトボル男

吉川と皆本はシャッフルして他のセットに組み込むことも珍しくなかった。一方で、斎藤のプレー時間は徐々に減り、仁部屋は出番が無かった。前日のバーレーン戦でプレー機会が無かった渡邊は3セットのピヴォとして前線で張り、星や皆本とバランスを作っていた。

 

日本の調子がいい。盤石の勝利ではないだろうか。

アルゼンチン戦から数えて7試合目。チームが明らかに仕上がってきている。森岡などの質的優位で勝ってきた部分から、セット毎、そしてチームの一体感が見て取れる。さらにDFの強度、特にプレッシングの面が維持できているのは好材料

準々決勝のバーレーン戦からの連日の試合であったが、バーレーンイラクとの2試合を観て、グループステージの方が難敵だった気もするが、日本の練度が上がってきたということだろう。それだけに安心感のある試合運びが出来ている。

 

気になるのは逸見について。異物感が強くなっている。

やや暴走気味に映る仕掛けからカウンターを食らうといったシーン。バランスを取っている滝田の気持ちは如何に。どうしても奪われた後のサイドのDFが緩いのも気になる。カバーリングが足りているとはいっても。

しかし、逸見のボールスキルとセンスは異彩を放っているので、この逸見の仕掛けからDFとしてはラインを低く設定してスペースを消すことが求められて、逸見もDFが食い付くまでボールを離す/離さないのタイミングを見計らっているからこそ日本の2列目には時間が生まれる。また、左サイドでの森岡―逸見のペアからストロングサイドを作ってウィークサイドへといった展開も余裕をもって作れる。

ミゲル・ロドリゴが「フットサルはカウンターゲーム」と言っていたように、カウンターのリスクを減らす攻撃は大事。奪われ方、奪われる位置に対してのDFのバランスは常に配慮するもの。

日本は今大会でボールを握る定位置攻撃の要素が強かったので、相手は対抗手段としてカウンターとセットプレーが攻撃の要素になっている。その相手のカウンターをケアするためのDFとセットプレーのDFが日本には必要。

逸見がチームの停滞感から突破する作用(スコアの優位性からクワトロでのポゼッションでボールを守りながら意図的に時間を管理するシーンなども含めて)、この方向性でチームプレーとして大きく還元するならば、分かり易い覚醒が欠かせない。収支が合うかどうかの話になる。あと一つ。次はイラン戦。頼むぜ!

 

 

前半

 

  • 19:48~ 逸見―森岡のペア。左サイドでのピヴォ当て。もはや日本の代表的なオプションの一つでもあるが、パス後の逸見の抜ける動き+森岡のキープ+ウィークサイドの滝田の非言語コミュニケーションからア・ラ・コルタによるストロングサイドの構築。ウィークサイドはどうするか? そのまま滝田がスペースに戻って担当するタスク。そのままサイドチェンジを受けて、イラクのDFを崩す定位置攻撃の日本。森岡の中抜けでイラクの1列目の中央を下げ、サイドチェンジのパスラインを確保。滝田から逸見へ。逸見が受けるのに合わせて西谷がゴール前に抜けることで逸見から2枚目のDF=カバーリングを消す効果。アイソレーション。ゴール中央へ表の抜ける動きの森岡、セカンドポストの西谷というポジショニング。逸見のカットインに合わせた森岡のDFのブロック、逸見のダイアゴナルパスで西谷へ。シュート。

 

西谷のシュートから得たセットプレーから森岡の先制点に繋がっている。DFからするとコーナーキックの処理の難しさが表れている。ラインが下がっているのでセットプレーが連続的になることも珍しくない上で、森岡のボールへのミート。このセットでは大会開始からセットプレーにおける森岡のシュートをどのように活かすかがテーマでもあり、森岡や清水や渡邊をどのように浮かす仕組みを作るかが問われていた。

 

  • 18:53~ 日本のキックインから森岡→西谷。ウィークサイドのバランスを取るためのバックステップ。サイドを変えるか否か。中央レーンだからこその選択肢の多さ→サイドを埋めた逸見へ。西谷の2枚目としてのサポート。カーテンのフェイクもあり、逸見が見ている逆サイドの滝田へのパスラインを確保する為に森岡が抜けて、イラクの1列目の逆DFを釣る。サイドチェンジで滝田へ。抜けた森岡がサイドに流れることで滝田―森岡のペア。森岡のキープに合わせてウィークサイドのバランスを取っていた逸見が中央ゾーンのリスク管理として絞ることでバックパスへの顔出しにもなるが、イラクのハードな寄せ。

 

  • 18:31 森岡に替えて清水を投入。

 

  • 18:11 イラクのピヴォ当てのシーン。イラクは3-1で浮き球のロングボールも厭わない感じであるが、ある程度の無理が効くピヴォがいるからだろう。それを象徴するようなボールの収め方とレイオフ。ピヴォ当てによってDFとしては視野のリセットと背走が強いられるメリットを活かしたイラクのシュート。

 

  • 17:50 セットの交換。清水、吉川、斎藤、室田。交代のペースがこれまでの試合の中で最も速い。

日本陣地での日本のキックインに対してはイラクのプレッシングラインが上がっている。基本的にはハーフが設定であるが、バーレーンと違うのはハーフでの上下動がしっかりしている部分。日本の旋回、クワトロ的要素に対してラインを上げてピヴォ(清水など)に深幅を作らせないようにしている。

 

  • 16:46 イラクのポゼッション。ピヴォをどのように使うのか。日本のDFの1-2列間は締まっているので、バックパスを使ってスペースを探して作る必要性がある。バックパス経由でサイドチェンジ。それに対応している室田のプレッシングから逃げるように矢印を自陣に向けている選手からのバックパス後の展開。バックパスで日本のプレッシングラインを上げさせることで1-2列間を空けさせるように誘う。バックパスを受けたイラクの選手は当然オープンな姿勢なので単純な裏へのボールがピヴォへ。そのカバーに出ているイゴールの判断。この後、イラクのセットプレーが続く。そして、日本のボール保持においても前進が思うように出来ず、悪い奪われ方をしているシーンが続いた。イラクのライン設定が上がっている。

 

  • 15:58 セットの交換。星、皆本、吉川、渡邊。
  • 14:52 皆本からウィークサイドの味方へのロングボール。このシーンでは吉川のバックドアからゴール中央への渡邊の決定機を演出。吉川へのマークをするために渡邊のマークが外れたので、渡邊がフリーになった。しかし、イラクゴレイロと1列目からの戻りによってシュートコースの限定がされた。皆本が右足で右サイドの奥へロングボールを使うのはセット交代直後のシーンでもあった。

 

  • 14:17 日本の3-1でのプレス回避シーン。吉川、西谷、皆本でのポゼッションに対して、イラクのDF3枚のポジショニングの高さはハーフ。皆本の中抜けからサイドチェンジを促し、吉川から渡邊へのピヴォ当て。イラクのDFは当然ピヴォ当てを警戒しているのでプレッシングを仕掛けている訳だが、ピヴォの位置でポジショニング争いで頑張った渡邊の落としから吉川のシュート。今大会ではズレたり収まらなかったりと良いプレーが多くなかったが、身体を張りながらレイオフ。ピヴォとしての矜持を見た気がする。あとは得点!Fリーグ得点王だから。その直後のセットプレーから西谷のファー詰めで日本が2点目。セットプレーまでの流れそのままにゴールに押し込むといった得点内容。

 

  • 13:46 皆本から渡邊へのピヴォ当て。府中コンビ、ピサーダの展開から皆本のシュート後のイラクのカウンター。西谷のリスク管理は皆本のシュートシーン前のつるべの動きから。イラクのカウンターシーンは取られた逸見と西谷によるサイドの限定が出来ているが、サイドでの逸見のDFにどうしても緩さを感じてしまう。

このセットの組み方は無かったのでサイドが詰まった時のパスやサイドチェンジのタイミング(中抜けも)の精度、旋回含めてズレる部分がある。パスミスタッチラインを割ってイラクにボールを渡すことで、被セットプレーの機会が増える。

 

  • 12:50 1stセットに交換。
  • 11:59 イラクの中抜けに対して誰がマークするのか? 日本のDFが止まったシーン。イゴールのカバーで事なきを得た。イラクは交代をした直後でバランスがクワトロになっている。リスク管理として2列目に残っている西谷がウィークサイドに寄っており、森岡―逸見間を抜けたイラクの選手へのマークが曖昧となってしまった。森岡が1列目のDFとして相手のカットに付き切れないのはアルゼンチン戦、タジキスタン戦からあったシーンであるが、西谷のポジショニングもイラクのOFに合っていない形なので難しいところ。逸見はサイドチェンジのパスを警戒してイラクのウィークサイドを見ているので、そもそも中抜けをスルーしている。イラクがサイドチェンジをした時のための1stDFとしてのタスクを意識しているから。

 

  • 10:06 左サイドでの森岡のキープからの作り。室田が2枚目のDFを消すために抜けるが、イラクのDFがそこまで釣れない(マークの受け渡しをした)。ストロングサイドのサポートが足りていないので、吉川と室田を動員する時間を作りながら、イラクの1-2列間を通すウィークサイドの滝田へのパス。このパスに対して逆DFが準備しているかどうかで良いチームが分かるような気がする。イラクはしっかりとそのボールをカットしてカウンターに繋いだ。森岡の戻りのスピードと自陣のセカンドポストへの最短距離の選択。責任感の塊のようなプレー。

 

9:33 2ndセットに交換。皆本、吉川、室田、清水。斎藤がいなくなっている。

スコア優位からクワトロでボールを持ちながら時間を進め、機会をみては前進からシュートを狙っている日本であるが、中の抜け方とサイドの使い方がバラバラの時があるから、思うように選択肢が作れずに後退するしかない場面も。ボール保持者が自陣ゴールの方に矢印を向けたら、一気にラインを上げるイラクのDF。あわよくばショートカウンター。そうでなくても高い位置でのセットプレーという狙い。

 

  • 8:49 室田から清水へのピヴォ当て。落としを室田がシュートを狙ったシーンであるが、奪われ方が悪い例となってしまった。ピヴォ当てに対して前掛かりになったことでバランスを崩し、イラクのカウンターを食らう。1v3の状況。皆本の経験値に助けられたシーン。もう少し中央レーンの選手に運ばれたら怖かった。ただ、イラク的にはファー詰めデザインから味方の利き足を考慮した上でのサイドの選択だったと思う。

 

  • 7:58 セットの交換。星、皆本、斎藤、清水。斎藤の左足からのピヴォ当てがバーレーン戦から精彩を欠いているが、セット交換直後のシーンでも。

 

  • 7:44 イラクのプレッシングラインが高いのを見越した上での皆本の右足による裏へのボール。3-1での保持から、皆本のマークの外し方から斎藤のバックドア。清水はウィークサイドに寄ることでDFを釣るようにして(そのDFはアラ裏をケアする的確な判断をした)。

 

  • 7:20~6:43 日本のプレッシングがここまで回避されたのは今大会で初めてだと思う。イラクのサイド、ライン間、三角形、ピヴォ当てといったスペースの作っていくことで高い位置からプレッシングをするラインの高い日本を下げさせてシュートまで持ち運んだイラク

 

  • 6:39 セットの交換。皆本、逸見、星、渡邊。ラインを下げずに対応しているイラクのDFにスコア、ファウル数の優位性から安全にボールを持ちながらどこかのタイミングでピヴォ当てを狙いたい日本であるが、さきのセットから縦パスのカットが目立つ。ラインを下げないで踏ん張っているイラクに対して、どうしてもボールを持つためには旋回などのポジションチェンジが必要なのでピヴォが一時的に消える。その後に誰が前線に抜けるのか。抜けた選手へのデートと縦パスの切り方がしっかりしているイラクのDF

 

  • 5:00 星に替えて滝田を投入。
  • 4:24 吉川、西谷、滝田、渡邊というセットの組み方。3-1を崩さずに、渡邊をサイドに降ろさずに前線でポジショニングを張らせることで3v3の状況でボールを持つ日本。勿論、中抜けがあれば、渡邊はサイドを埋めるように偽ピヴォのように流れるが、それでも1-2列のバランスは崩さないようにしている。サイドを使って、逆サイドを空けてからサイドチェンジといった展開でスペースを作る。吉川から渡邊へのファー詰めデザイン。イラクカバーリングがいない状況を作り、アラとしての質的優位を示したシーン。

 

  • 3:35 森岡、滝田、西谷、吉川のセット。森岡のライン間でのマークの外し方、吉川からのピヴォ当てに対して第2PKにリーチの状況でもボールへのアタックはいけると判断したDFの強烈さ。中央での収める難しさはバーレーン戦から難易度が上がったような気がする。

 

  • 2:21~ 森岡のアイソレーションを作るまでの過程。偽ピヴォでの定位置攻撃から、ストロングサイドを作ることでDFを寄せて森岡のサイドへ。西谷、吉川の抜ける動きでDF2枚を引っ張ることで、森岡の1v1が活きる状況になっている。イラクの1列目のプレスバックもあり、タイミングを図ってからウィークサイドの滝田へ。プレスバックをしたDFが本来見ないといけないわけで、滝田は時間とスペースを得ているシーン。シュートの精度は欲しい。

 

  • 1:17 吉川と交代して室田が入る。セットの組み方は清水、逸見、皆本、室田となっている。1stセットから逸見がズレたかもしれない。また、吉川が他のセットにズレた分、皆本が補完するタスク。現時点で斎藤の出番は少なく、仁部屋は出場していない。

前半終了間際の日本の3点目の起点はイゴールからのロングスロー。セットプレー後のケアは難しいということで。逸見の浮き球のコントロールイラクのDFを滑らしたターンで得た時間、セカンドポストに張っている室田を使ったファー詰め。日本もグループステージで再三と自分たちのセットプレー後のリアクションが怪しかったと書いたが、イラクもそれにハマってしまったシーン。残り時間によるイラクの人数の配置と掛け方、ボールの取られ方、イゴールの冷静な選択と日本のトランジションによって生まれたゴール。

 

後半

 

1stセットから。

  • 19:40~ クワトロからの日本の展開。誰が裏に抜けるのか。どのようにボールをスペースに送り込むのか。逸見のカットイン、サイドを埋める滝田と森岡。滝田へのピサーダと森岡へのサイドチェンジを確保してから中ドリ。西谷がサイドの角を取るように抜ける=イラクのアラ裏。逸見の中ドリにイラクのDF2枚が釣れるので、森岡に時間が与えられる。ストロングサイドの構築。ゾーン間からライン間への運び。森岡が中央レーンで中への矢印を明確にしているから、サイドの西谷が空く。西谷のクロスに詰める森岡はイラクのDFのバックドアであり、ゾーン間でもあり。

 

  • 19:28 イラクのキックインから前線へのロングボール。このボールを収められるピヴォへの信頼。今大会でこの手のやり方を日本相手に行ってきたチームは多いが、これほど上手く収めたのは殆どいなかった印象。アルゼンチンは別として。

 

  • 18:31~ 日本のクリアランスに対してプレッシングラインを上げているイラク。3点差だから当然なんだが、日本としてはどのようにプレスを回避するのか。偽ピヴォで保持する日本、西谷の中抜けがハマったシーン。西谷のマーカーの死角を取りながら前に抜け、そのマーカーはサイドに散らされたボールを視野に収めようとするのでどうしても西谷の中抜けに対して遅れる。ボールの行方を視野で確保しながら西谷に追い付こうとすると、背走することになる。ここでボールを見るのか見ないのかがDFとしては問われるシーンである。

 

  • 17:45 逸見のプレスバックから日本の3v2のカウンター。西谷、逸見、滝田の3レーンの活用。実際、滝田サイドにはDFが撤退しながら準備しているので西谷サイドが現実的。アウトサイドのパス。リターンから(西谷はセカンドポストへの侵入)逸見のシュート。ニアの奥で滝田が要求していたが、中への折り返し~ファーまではイラクのDFがポジショニングしているので難しい場面だと思う。

 

  • 17:25 2ndセットに交換。

イラクの11番が収まる。結構、無理なボールでも入るから日本としてはプレッシングラインを上げている状態からバックパスで引き出されて前線への縦ポンだったり、サイドでコースを切っている中でもタッチライン際のグラウンダー(日本としては潰し所が明確になっている状況)でも収めてくれるピヴォの存在がいるので、どうしてもラインを上げた分だけ撤退する必要性がある。すると、イラクがボールを持てるスペースも生まれる。

 

  • 15:34 皆本、星、渡邊、吉川のセットに交換。
  • 15:12 星からの渡邊への対角ロングボール。バックドア。このシーンの前も左サイドから右サイドへの皆本のバックドアを促す対角ロングボールがあった。日本としてはストロングサイドの構築と自チームと相手チームのウィークサイドのバランスを考えたらという感じ。

2ndセットから、イラクが日本陣地に侵入してシュートチャンスやセットプレーの機会が増えているが、コースを切るべきところにいるポジショニングの安心感がある日本。コースの限定とサイドに追いやって角度をどれだけ削れるか。その無理なシュートをブロックされてもイラクにはキックインなどの機会が得られるから悪くない。日本の2ゴールはセットプレーなので。セットプレーは大事。

 

  • 13:15 セットの一部を交換。皆本、森岡、逸見、西谷。
  • 13:12 日本の定位置攻撃からの崩し。運ぶことでイラクの1列目を下げながら、ストロングサイドの構築。3人目としての逸見が角を取るようにパラレラ。逸見が空けたスペースを森岡が使う。西谷から逸見。逸見のマーカーは西谷のターンに対してストップする判断で、逸見に付き過ぎると西谷のカットインのスペースを空けてしまうから。逸見のクロスは森岡へ。イラクのDFを外す森岡の動きと先にポジションを取られてもなお最後まで食らいつくDFの攻防。

 

  • 11:22 逸見の貰い方からシュートまで。永久保存版。なかなかファウルを貰えずにイライラしていたところでの冷静な判断と技術の結晶。

 

  • 11:01 森岡のアイソレーション。逸見と西谷が前に抜ける。ウィークサイドの皆本のバランス。イラクの1列目のDF(2枚目)は森岡のカットインに意識が強い。森岡から皆本へ。スペースをどのように使うのか→シュートフェイクから持ち替えて左足のシュート。この形で枠に打つ精度が大事。良いシーンだった。

 

  • 10:05 イラクのPP開始。日本のセットは吉川、室田、滝田、西谷。

イラクのシュートレンジは羨ましい。イラクのPPが深幅を作れているので、どうしても後方でボールを散らして作っている選手にプレスが掛かりきらない状況が生まれてしまう。金山解説員によれば「イラクゴレイロが左サイドの角を取っているので、トランジションの面でイラクゴレイロが戻る距離があるので日本が優位に立てるからPP返しは狙いやすい」と。その後、サイドの角を取っていたゴレイロのポジションを1列下げたイラク

 

  • 6:54 タイムアウト後の日本のセットは、逸見、吉川、皆本、星。ボールを持てたらクワトロでポゼッションをする日本。スコアの優位、残り時間から試合を殺す展開が求められている。ボールを貰う前の工夫でイラクのDFの矢印をズラしながら、サイドチェンジ、ライン間の活用でスペースを作りつつ、徐々にマーカーからズレていく。イラクが焦れて無理してプレッシングしてくればファウルを誘えると。
  • 4:45 セットの一部を交換。皆本、逸見、滝田、西谷。イラクのPPが長いので、星や吉川などを投入したりしてDFの集中を保つ日本。PPのクオリティに関してはイラクは他の4チームに比べると高かったが、それでもライン間や一つ飛ばしのパスを切って中距離シュートを打たせてPP返しを狙う日本のDFは素晴らしかった。吉川のプレッシングとボールキープは別格でした。結果的に、イラクのPPの時間が長かったので、日本としては被カウンターの機会が減る(PPによる秩序維持)のはプラスに働いたと思う。