おおたまラジオ

しまいには世の中が真っ赤になった。

Liga BBVA 後半戦の私的ベストイレブン

シーズンも残り僅か。まだ終わっていませんが、私的リーガ後半戦ベストイレブンを作成しました。もう、ほぼシーズンも終わったようなものですからね。

前回の記事でもある、前半戦のベストイレブンは2つの制約を設けました。1つは、バルセロナレアル・マドリーを除くオトラ・リーガ勢のみから選出するというもの。もう1つは、ハメス・ロドリゲスとほぼ歳が近い若手選手のみというもの。

今回のベストイレブンは、前者の制約のみを設けて自由に選んでみました。選考基準は、インパクト、数字、個人的な期待値といったものからであります。なので、一部の選手は常にパフォーマンスが安定していた訳ではない場合もあります。

システムは、前半戦ベストイレブンと同じく4-3-3です。

 

 

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GK へロニモ・ルジ 22歳(レアル・ソシエダ

 

RSB コケ 28歳(セビージャ)

 

CB ニコラス・パレハ 31歳(セビージャ)

  オタメンディ 27歳(バレンシア

 

LSB ホセ・ルイス・ガヤ 19歳(バレンシア

 

DMF/CMF ハビ・フエゴ 31歳(バレンシア

      ダニエル・パレホ 26歳(バレンシア

      クローン・デリ 31歳(セルタ・デ・ビーゴ

 

RWG/RMF オレジャナ 29歳(セルタ・デ・ビーゴ

 

LWG/LMF  アントワーヌ・グリーズマン 24歳(アトレティコ・マドリー

 

CF ジョナタス 26歳(エルチェ)

 

さて、各選手の選考理由や個人的な意見をまるまる書くとなると、字数が増えて長くなるので、特に気に入っている選手というか書きたい衝動が抑えきれない選手のみ触れることにします。

 

ハビ・フエゴ

 

ビルドアップを形成する際に、適切なポジショニングを取ってチームの全体のバランスを整えつつ、インテリオールが攻撃に出て空けたスペースを埋める労も厭わない職人さん。また、味方のCBがチャレンジした時も、きちんとそこをケアする仕事も忘れない。職人による匠の技という名の付いた家電のような頼もしさ。和の心を感じさせる凛とした動きを観る度に、契約延長は妥当としか言いようがない。決して派手ではないが、寡黙でプロフェッショナルな姿勢に憧れてハビ・フエゴ男子が生まれたほどである。漢気があるのかは情報不足なので確認できず。

 

オレジャナ

 

セルタの遊撃手さん。神出鬼没に顔を出し、逆サイドまで出張することなんてお手の物。敏腕営業マンの鑑。飛び出しもお上手でうようよと動きまくることに関して最高。アトレティコブロック崩しのキーマンであり、ボールを回すことにおいてリーガで5本の指に入るセルタで、受け手として最大限のパフォーマンスを見せている。勿論、出し手のセンスも見逃せないが、恐ろしいほどに嫌らしいタイミングでスペースに入って受ける所作は流麗。タッチも柔らかいし、なんか見た目が良い奴そうだし、最強かよ。ブスケツに芝を投げつけたこともあって、印象に残っている人も多いだろうが、見た目からして絶対面白い奴。しかし、グラウンドを大事にしなかった為、阪神園芸からマークされているという噂も。

 

ジョナタス

 

エルチェというチームで、最高の働きを見せてオトラ・リーガ勢にトラウマを植え付けているモンスターさん。エルチェのフットボールの面白味に関して、57%くらいはジョナタスのプレーが担っているといっても過言ではない。プレーの幅広さもあるし、エスクリバ監督のチーム作りに見事にハマって爆発した感じ。相手CBを難なく釣り出して、背を向けてもボールは収まるわ、テクニックもあるわ、サイドにも流れるわ、で引き出しの多さを感じさせつつ試合を殺す決定力もある。夏には争奪戦になるのだろうなあ、という予感は当たる気がします。リーガでストライカーの玉突き移籍もありそうな予感もあるので、その騒動に巻き込まれることは間違いないでしょう。これで、ジョナタスもラノベでよくあるヤレヤレ系巻き込まれ男子高校生の仲間入りだね。

 

以上、私的後半戦ベストイレブンでした。異論はあると思いますが、悪しからず。