おおたまラジオ

読書、サッカー、など。

バルセロナ(Barça Lassa)対Knooppunt 試合メモ

UEFAフットサルカップの試合。結果は6-0でバルサの完勝。

バルサは3-1セットとクワトロセットの併用は変わらず。

 

f:id:futbolman:20171231113423j:plain

  • 3-1セット時、アラとフィクソのつるべの動きはとても大事。ディエゴとアイカルドの関係性が目立った。スペースの確保とリスク管理。アイカルドがピヴォットをしたら、ディエゴがバックステップで中央の後方のスペースを埋めないといけない。ディエゴがリスク管理として残りつつ、前の3枚で詰まった際にバックパスを受けることで脅威になり得るのがディエゴでもあるから。
  • 3-1でのプレス回避時、どうしてもフェラオの埋める動きが必要になる。へドンド。ディエゴの中へのカット~パラレラといった変化を付けて、ウィークサイドを空けるかストロングサイドを作っていくか。

相手DFを押し込んだ際の左サイドを中心としたフェラオ、ディエゴのストロングサイドの構築。3人目が必ずセカンドポストを取ることで、ディエゴのカットインかフェラオとのコンビネーションでの縦を抉る効果が増す。

  • 3-1時、サイドーサイド、そのままダイレクトなピヴォ当て、相手DFがボールラインまで撤退する時間を得てサイドーサイド(相手DFの1-2列間)、更なるDFのライン撤退、相手DF1-2列間の圧縮、バルサの3-1保持からピヴォ当てに対してDFはピヴォのスペースを消すが、出し手にはスペースがある状態。DF1列目のプレスバックとボールとフェラオのみ視野に入る動きをするから、バルサの2列目のカットの動きに1列目のDFは反応ができない=死角となる。

 

  • クワトロセットでは、必ず逆足配置でレフティの重要性が強くなる。3-1セットでもアイカルドがそれを担っているように相手DFの門へのダイアゴナルパスが起点となる。逆サイドの受け方、中央~斜めの空け方として、順足配置から逆サイドに流れることでのポジションチェンジでサイドが入れ替わることで利き足が逆足配置になるメリットが発揮されていた。
  • また、クワトロセット時、サイドーサイドの展開、カーテンで中と外を交換して縦にボールを付ける偽ピヴォ的、中央でのエントレの選手にレイオフ後のウィークサイドの認知と感覚が良かった。レイオフの利点であるオープンな選手を作るから、視野を広く取れる。その過程までの偽ピヴォ的なポジショニングが前進の基準になる。
  • さらに、バも含めた抜ける動きと空けたスペースの共有が、そのままドリブルの走路になるので、サイドを変える時や縦のスペースに入るために、味方のオフザボールがあるのでDFがズレる。相手DFのプレス時1列目の数合わせ、システムの噛み合わせのズレで生まれる時間とスペースの優位性。

 

  • Knooppunt戦では、先制点と3点目が個人的に好みであった。

前半10:07 相手のピヴォ当てに対してマークに付き切りながら、レオ・サンタナがサンドウィッチすることでボール奪取、アイカルドが中央からボールを運び、相手DFは組織回復のためにボールラインまでの撤退を図る、左サイドでレオ・サンタナがボールを持ちながらカットインで、相手1列目のDFを釣る、バックパスを選択することで後方のディエゴはフリーでボールを受けて逆サイドのアイカルドへ、ディエゴはサイドに開き、レオ・サンタナはエントレに入る、アイカルドの中ドリからのディエゴへ、ディエゴに付くはずのDFはアイカルドの中ドリに対して動いた1列目のDFとレオ・サンタナのエントレのためにやや絞るのでサイドに開いたディエゴには時間を与える、右足によるダイアゴナルパス、フェラオのバックドア、ピヴォ当て、フェラオのコントロールからのシュートへのスムーズさ、レオ・サンタナのランニングの始点、ゴールまでの詰め方。レオ・サンタナの加速力、フィジカルには目を見張るのものがある。中央を割る強さもあるのに、その後の精度が悪いのが瑕。特にシュートの場面。

 

前半1:56のトルラの3点目のシーン。
トランジション、ホセリートの中央のドリブル、DFの混乱、相手DFの1-2列間、ライン設定の低さ、セカンドボール、ボールが零れた時のためのリスク管理、ダイレクトとピヴォット的、誰がトルラに付くのか? DFを2枚釣るアシスト、ゴール中央への侵入。後方に残っているトルラのファーストタッチの選択と連続したラン。勿論、相手DFのライン設定があの低さではないと綺麗にボールを拾えていたのか分からない。

 

  •  あと、ポジショニングの難しさを痛感したのはこのシーン。

後半8:36 バルサのキックイン、3-1、ホセリートのサイドを埋める動きからサイドーサイド、キックインをした味方はライン間に入りながら非言語コミニュケーションでホセリートの中ドリを誘導、ホセリートに食い付いた相手DFの1列目の背後、エントレリネアス、サイドでのターンと中ドリ、パス後のホセリートは逆サイドに開く、味方がライン間に落ちることで選択肢を作る、相手DF1列目の数が合わない状況、ラファ・ロペスのエントレリネアス、ワン・ツーでの相手アラ裏を突破=相手のDFラインの高さと5番のポジショニング(5番はリスク管理兼ウィークサイドへの展開を考慮する位置取りが求められているから、厳密にアラ裏を処理するのは難しい。自陣でこの突破を去れるとゴレイロとの連携が不可欠であるが、まだバルサ陣地なのでDFとしてはラインの守備回復を図る時間はあるが)、アラ裏を突かれた5番のカバーからジョアオのバックドア、相手ゴレイロの距離の詰め方、シュート失敗。