おおたまラジオ第6回 『ゆるキャン△』第1話「ふじさんとカレーめん」感想 ボッチへの解答としてのソロ充
動画時間 12:45~『ゆるキャン△』第1話感想 〝ボッチ〟への解答としてのソロ充
聴いて下さった方々、ありがとうございました。
冒頭にあるように昨夜は色々とバタバタしてしまい、主に自滅といいますか、予告していたろこさんが語るセレッソ大阪話はお蔵入りさせて貰いました。何かしらを攻撃する意図などではなく、配慮を幾重に重ねた結果、話の全体像が結びきれない事態に陥りました…猛省中です。
あの音源は今後公開する予定はありませんが、私たちの自戒として保存するつもりではあります。
なので、本編はずっと『ゆるキャン△』第1話を、私が観た感想しかやっていません。
配信でも喋りましたが、1話自体は可もなく不可もない作りだと思うのですが、それでも感情は措いといても、『ゆるキャン△』1話が示したモノは、なんだかんだ1時間以上話せるだけの質量はありました。
本当は「空気系」の系譜や、スクールカーストとボッチの自意識からの「友だち探し系」を巡る文脈をより深く語りたかったのですが、さわりしか触れていないのは不親切ですね。
そして、最後に挿んだ國分功一郎の『暇と退屈の倫理学』から引用した一節のみならず、もっと『暇倫』と「キャンプ」を交えて喋りたかった。
そうなると、自然に「暇とは何のか」という『暇倫』の問いの設定に繋がって、『ゆるキャン△』が本筋から脇に追いやられる可能性は高いのですが、1話で描かれた志摩リンの行動から、暇を楽しむとは何のか?を深堀りしたかった…。
少しは定住生活と遊動生活を引用しながら、「非日常性」で語りましたが、まだまだ掘れたなと。
自然への没入としてのキャンプという自己表現をソロでやる彼女と、「移住者」の目線を持つキャンプ知識0であろう転校生の邂逅が第一話。「わざわざキャンプでやらなくてもいいことじゃないか家でやれよ」を家から外で自己完結する意味ね。空気系からのヒーリング系×友達探しの延長以上を期待している
— おおたまラジオ (@ooootma) 2019年1月9日
だから生理現象は当然導かれると思う。夢心地な「空気系」や他のアニメでも「こいつらこんなに飲み食いしていてトイレ行かないの?」って疑問は常々あるわけで。それを1話で身体性を描くために引き受けている。同時期で、傑作といわれている『よりもい』も同じように生理現象を描いていて、これも同じ
— おおたまラジオ (@ooootma) 2019年1月9日
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