おおたまラジオ第9.5回
おおたまラジオ第10回の「自分探し回」は5月26日に収録予定です。
課題図書は古市憲寿の『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想』となります。
「自分探し」の文脈は、ラジオでいうと第8回によるものです。
お前ら、またかというツッコミは滅茶苦茶ください。える・ろこを叱ってください。
よろしくお願いします。
希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)
- 作者: 古市憲寿,本田由紀
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/08/17
- メディア: 新書
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今回は番外編でした。
話した内容は、
- おおたまラジオ自体はYoutube的ではないし、マイナー気取っているわけでもないという事実について。
- 第10回の宣伝について。
古市憲寿の『絶望の国の幸福な若者たち』について触れましたが、恐らく本編では取り扱いません。それでも『希望難民』のアップデート版として読めますので派生的に手を取って欲しいなと。むしろ「若者論」への言及は、こちらの方が色濃いです。
それでも『希望難民』を選択したことへの意図を汲み取って欲しい…!単に『「若者論」への論』をやるわけではないという意思表示!
- 語り継ぐことは文化的に大事なのは前提として、細かい作品語りではなく、もっと大きなスパンで語るべきではないだろうかという提言について。ゼロ年代、セカイ系、日常系、無菌系、からの新世界を開拓する地平としての2010年代を語るためには。
- アニメ『MIX』からみる、あだち充のメタの懐古趣味と暴力性について自覚的にならざるを得ないというお話。
それを含めたメタとしてのあだち充の〝ノスタルジーだけでは処理できない〟問題として自覚的にならざるを得ないというお話でした(この辺の話を『スパイダーバース』を観ていない人間が言っても説得力が無いのも分かっているのだけど)
— おおたまラジオ (@ooootma) May 20, 2019