フトボル男

サッカー、フットサル、読書、冗談。

自分が書いた文章を読み返すのキツくない?

以前のスポナビブログ「フトボル男」を開設する前は、サッカーメディアQoly様で執筆していました。さらにそれ以前の記事を公開する/しないよりも前のサッカー関連で書いたものは、今もWordに纏めていますが、それを意識し始めたのはロンドン五輪の日本vsスペインがキッカケだったと思います。日本がスペインを破った時のメディアの反応に違和感を抱いたので、ひたすら書き殴っていました。それ以前のデータというのはmixi時代まで遡る必要があったりします。もうそのデータは存在しないので、変に掘り起こされる心配はないわけで。

 

自分が昔に書いた文章を読み返すのって恥ずかしいですよね。私はとても恥ずかしいです。キツイです。辛いです。「拙い」の一言で。

「何でこんな風に書いちゃったのかな?」と思うことはしばしば。でも、それを知っているのに消さないのはログとして残したい気持ちが勝っているから。

今も拙さは大して変わっていないのですが、書き方はだいぶ変化したと思います。良い意味でも悪い意味でも。例えばサッカーの記事。以前は試合全体を網羅したい欲求が強かったです。ログにある一番古い記事がこれ

futbolman.hatenablog.com

今読んでみると酷いですね。なんというかフワッとしすぎです。スペインが好き!という気持ちは伝わるくらいで。

でも、書いている人なら分かると思いますが、当時はこれが「マジ」でした。手抜きといって自分を大きくみせることで細やかな虚栄心を満たすのもアリなんですが、形として残ったものが全てです。それ以上もそれ以下もありません。そこで予防線を張るなら最初から本気を出せよという話なんですが、これが大変。

なんでしょうね。書いた直後の達成感や高揚感みたいなのって。脳内麻薬みたいなのが出るアレ。書いた後は「傑作だ!凄いのが出来た」と思うのですが、寝て起きて読み返すとガックリくる。経験ある人は多いのではないでしょうか。

でも、あの幻想みたいな必ず醒める夢を見たいがために書くのかもしれません。

 

頭の中にあるうちは、いつだって、何だって、傑作なんだよな。 朝井リョウ『何者』

 

話が逸れましたが、今はアバウトな言い方をすれば端折り方を覚えたといいますか。手の抜き方が分かるようになった感覚です。格好良くいえば力の強弱が付いたような。要点の是非を選ぶ基準がある程度は定まってきたような気がします。その判断基準が適当かは置いといて。

例えばこちら→

futbolman.hatenablog.com

 結構、変わったと思います。

これからどのように書き方が変わっていくのか。固まっていくのか。自分でもよく分からないのですが、乞うご期待ということで。

 

さて、私がQolyに寄稿した記事はあまり数が多くありません。寧ろ全然ありません。記事を書くためのアンテナを張っていても、ストックが貯まらない現象です。私自身、執筆における行動力と瞬発力が全くないので、ある程度の期間を掛けて置いとかないと物事の判断が出来ない亀的センスで、それが遅筆に直結しました。とにかく筆が動かない。書く能力が無いので。寝かせておけば上等なワインのようになるわけでもなく、質も高くないので大変迷惑を掛けた思い出があります。

そんな中でも、当時の私にとっては頑張った記事を当時を回想しながら紹介します!

 

qoly.jp

直近の記事です。この後からスポナビ「フトボル男」を開設したので、記事の投下先はブログ優先になってしまいました。

この記事は一番、今の自分ぽさが出ています。これも書いた直後は「素晴らしい」と思ったのですがね…。まだまだ努力が足りません。

サンパオリ政権のセビージャを特集したもので、来季への期待を込めて書いたのですが、そのサンパオリは去ってしまいまして。

この記事を書くにあたって、WOWOWオンデマンドでセビージャの試合を観ました。観返したというよりも、セビージャの試合は殆どスルーしていたので初観戦の連続。新鮮でしたね。とにかく似たようなテーマになりそうな試合を中心に観た記憶。この記事を書くモチベーションや機会が無ければ、サンパオリのセビージャの思い出は開幕戦のエスパニョール戦オンリーだったかもしれません。冗談です。

 

qoly.jp

qoly.jp

 

こちらもセビージャの記事です。私はセビジスタではないですよ。でも、セビージャの記事をなぜか書いてしまいました。エメリが好きなんです。どうしても「勝負弱い知将」を愛してしまうのです。昨季のCLでバルサに逆転負けを喫した時なんて「なんてエメリなんだ!」と思ってしまうくらいにはエメリが好きなんです。

私はタイトルを付けるのが下手で、実は編集部の方に大体は代案を出して頂いて表題を付けたのですが、今思うと結構釣り針デカいですよね。奇策というほど奇策じゃないという。書き手本人が言うのだから間違いないです。これは誇大表示です(笑)内容はマトモですが。

「バネガをトップ下に据えた4-2-3-1なら当然あるよね」という話を大袈裟にスポット当てた記事なので。でも、今まで書いた記事の中では一番時間が掛かったかもしれません。Footballtacticsでの画像の作り方で主に。いつまで経ってもFootballtacticsに慣れなかったので、アナログな戦術ボードを購入決意に至るわけですが、これが悪くない。皆さんもAmazonで買いましょう。

少し前の出来事ですが、このように振り返られるだけの記事を書けたのは良かったと思います。

qoly.jp

リーガ座談会をやらせて戴きました。今までサッカー記事を書いてきて、最も思い出深いのはこの企画かもしれません。懐かしい。

14-15シーズンのリーガ全クラブを総括しようという無謀な企画記事。およそ13記事に及ぶ大作です。リンク数が多いので割愛。

文中にあるように私が発案して色々なリーガファンに声を掛けて実現しました。以前、結城さんが行っていたプレミア座談会が正直羨ましかった!楽しそう!私もやりたい!というエゴからの発展です。人間、正直に限りますね。

座談会当日は長丁場でした。物凄く疲れたのが本音で、話しているだけでも大変なのに司会兼書記を行ってくれた結城さんや黒崎さんには感謝しきれません。確かエンリケバルサがCL決勝でユベントスを破る日の夜からCL試合直前まで行ったのですが、それでも終わらず。別日に改めて時間を確保してようやく終わりました。トータルで座談会だけでも10時間近くやったような。そこから記事の編集も入るので、それ以上に時間が掛かっている良き無謀さ。

「マニアックなリーガファンを集ってマニアックに纏めたい」という意図が先行し過ぎて、素晴らしいメンバーが揃った割には記事自体は上手く行かなかったのが反省点としてありまして、リベンジの機会を窺っていたら、もう2年が経ちました。時の流れとは早いもので参ります。でも、いずれやりたいですね。言うのはタダですから。