リーガ・エスパニョーラ
【相手を観て動く】 ボールを保持する上で横幅って大事。 バルサの前半と後半の違いは、バルベルデの指示もありながら、相手を観ること/対応すること/変化することをピッチで具現化できるのがバルサの強みならでは。 相手がいるから成り立ち、相手を無視して…
柴崎のゴラッソは、これから日本人がリーガに挑戦する度に語られ、映像として流される永遠のものとなった。 2FWの守備からブスケツを消す限定的な守備的役割、ボール保持時のサイドに流れてリンクマンとしての機能。浮いたポジショニングセンスから脱力ゴラ…
エスパニョールを一蹴したバルサ。今季のエスパニョールはキケ2年目の下、実に成熟した442が選手の特性にハマっている印象が強い。今季はEL圏争いもあるのではと開幕戦のクオリティから妄想したくらい。特に、レオとジェラールの2トップの破壊力というか前進…
ビジャレアルの開幕戦の評判はとても悪かった。「エスクリバ辞めろ」が流行ったりしたくらい。開幕戦で敗けたくらいで大袈裟な…と思う人もいるでしょう。というかレアル・マドリークラスだったら分かるけど、ビジャレアル規模で?と思う人もいるでしょう。と…
この試合で一番ビックリしたのはガンソに尽きる。昨季のサンパオリ・セビージャでは完全なビックリ箱枠。浪漫の象徴。 「10回のうち9回はヘマをするが、たった一回・・・輝かしいプレーですべての人を魅了する。ガンソ。そのまま行け、何度でもしくじれ。そ…
本ブログの管理人の政夫が、エイバルを追っかけている える・ろこ(@kiritanikiko)さんを招いて、エイバルについてインタビュー形式の対談したものを文字起こしした記事です。エイバルは、乾が所属していることもあって、日本のサッカーメディアに度々取り…
久しぶりに観たセビージャの試合。ナスリのポジショニングが修正されていたのが好感度高い。ナスリ依存のボール循環を改め直したというか、彼の位置がエンゾンジと並列になって低すぎて詰まる場面から、どのように相手の列を突破するかというビジョンを見詰…
ビジャレアルがアトレティコに勝利。なぜ勝てたのか分からない。再現性のあるプレーがゴールに結びついたわけではなく、前線のハードワークと血の入れ替え。交代カードって滅茶苦茶大事。SB裏を狙うデザインは後半からの修正。特に2トップのボールサイドのFW…
ビジャレアルにとって空中戦は永遠の課題。データに出ているように明らかに弱点である。わりと楽観視できないシーンが続いている。90分という文脈の中でも、相手にイニシアチブを渡すキッカケになるのを現場がどう捉えているのか。今更、選手のサイズが大き…
戦術のパラダイムシフトが可視化されている今日。世界を席巻してきたバルセロナへの対策に守備戦術は整備されてきた。パラダイムチェンジとも言えるペップバルサ以降のムーブメントとカウンター。 高レベルな攻撃陣によるバイタル破壊を防ぐために中央圧縮は…
バルセロナ4-3-3 守備時4-4-2 レアル・ソシエダは4-3-3 守備時4-1-4-1 バルサのSBにはWGで対応するので6-3-1になるシーンも カンプ・ノウの観客たちは何を思ったのだろうか。ユベントス戦の敗北。バルセロナは奇跡を再び起こさないといけないこと…
フアンマ・リージョ曰く、フォーメーションはメディアといったあなたたちが都合よく解釈するためのものである。彼から影響を受けたペップ・グアルディオラも然り。「フォーメーションの数字は電話番号のようなもの。意味など無い」とコメントをしたことがあ…
情熱のマドリード・ダービーの結果は1-1の引き分け。レアル・マドリーとしては勝ち点3を取れた内容だっただけに、勝ち点2を失った試合だった。セットプレーの重要性や采配のタイミングなどと見所が多い試合で、ジダンの動き方は疑問視されているが、その部…
ビジャレアルのシステムは4-4-2 対するアスレティックのシステムは4-2-3-1 ビジャレアルとしてはバスク系のチームのエイバルに苦杯を舐めさせて貰ったばかり。相手チームのプレッシングをどのように破壊するか。それが重要なテーマ。ビジャレアルは今ま…
私がビジャレアルの試合を初めて観たのは、マヌエル・ペジェグリーニ政権時代からである。それから時は流れ、今日のマルセリーノ・ガルシア・トラル政権まで観られる時は観るようにしていることが習慣として続いているといった現状だ。とにかく色々ありまし…
キックオフ直後のSBのユーリの大外のドリブルに対してあまりに無防備なマドリー。ハメスがプレスに出た後のスペースのケアにピボーテが絞って対応せず、スライドが遅れる。迎撃に出るべきだったカルバハルもピボーテの対応のカバーに回るため、中へのコース…
エル・ニーニョことトーレスの帰還で盛り上がったカルデロンの地で、3-1というスコアで順当にアトレティコが勝利を収めた。アトレティコのゴールは全てヘディングによるもの。今のところリーグ戦17試合で、全34ゴール中18ゴールがヘッドによって得たものと…
シーズンも残り僅かですね。ストライキ云々で面倒なことになっていますが、私の応援しているビジャレアルは6位が決定しましたので、いち早くシーズンを終えた気分です。 さて、以前の記事で、前半戦の私的ベストイレブンと後半戦の私的ベストイレブンを作成…
フットボールメディアQolyさんに私のコラムを掲載して戴きました。 セビージャの今季の代表的な形を纏めたつもりです。奇策を用いることで有名なウナイ・エメリ監督ですが、彼らしい興味深いビルドアップのメカニズムを分析してみました。 さらに、イボーラ…
シーズンも残り僅か。まだ終わっていませんが、私的リーガ後半戦ベストイレブンを作成しました。もう、ほぼシーズンも終わったようなものですからね。 前回の記事でもある、前半戦のベストイレブンは2つの制約を設けました。1つは、バルセロナ、レアル・マド…
普通にベストイレブンを決めても面白みやユニークなものは生まれないので、2つほどの制約を設けようかなと。 先ず1つに、レアル・マドリー、バルセロナを除きます。つまりオトラリーガ勢のみでベストイレブンを構成しようというお決まりのパターンを。 もう1…
昇格組ながら16節を終えた段階で9位。開幕前のスペインメディアのアンケートでは降格候補として名前の挙がっていたエイバル。現時点でバスク地方に属しているチームのなかで最も好成績を収めているというのも印象的だが、実践しているフットボールもまたそう…
番狂わせは起きず、バレンシアが上手かった。スペインのメディアによっては「およそ30分でバレンシアがラージョ相手に試合を終わらせた」と揶揄された試合。前半でフェグリとピアッティが3点決めて、危なげなく試合を殺した。途中でアンドレ・ゴメスが退場し…
クリスティアーノのハットトリック。役者が決めるべく決めて試合を終わらせた。セルタがボールをポゼッションして、マドリーがカウンターという図式。開幕当初の勢いは無いともメディアに言われているセルタであるが、チームとしてやるべきことがきっちりと…
アトレティコファンは安心して観ることが出来た試合と言えるだろう。クリーンシートに抑えて完勝。お世辞にも決定機が多かったわけではないアトレティコだが、2点をきっちりと決めきる決定力。ガツガツとエルチェを押し込んで攻めまくっていたわけではなくて…
終わってみれば5-1でセビージャの大勝。とても5点も奪うほどの圧倒的な強さを見せつけたかと言うと、実はそうでもない不思議な試合。まともなシュートチャンスもなかったグラナダが、前半の終了近くにセットプレーからのトリックプレーでハンドを誘い、PKで…
インターナショナルウィーク明けの上位同士の一戦。各国の代表に16人持っていかれたアトレティコは、ミランダを怪我で欠き、シケイラ、マリオ・スアレスはサスペンション。目立ったローテーションもなく、これまでのメンバー通りでほぼ臨んだ。対するマラガ…
MARCA『イスコは新しいスペインを支配する』 MARCA紙『魔術師 イスコの魔法』 AS『イスコは、未来であると宣言』 MD『疑問へのゴレアーダ(大量得点)』 MD紙『ラ・ロハのカムバック』 ASのアンケート『イスコはその時、最高の選手でしたか?』 YES 82.13% N…