おおたまラジオ

しまいには世の中が真っ赤になった。

2017-01-01から1年間の記事一覧

レアル・マドリー対バルセロナ 観て、判断して、決断する

【相手を観て動く】 ボールを保持する上で横幅って大事。 バルサの前半と後半の違いは、バルベルデの指示もありながら、相手を観ること/対応すること/変化することをピッチで具現化できるのがバルサの強みならでは。 相手がいるから成り立ち、相手を無視して…

同人誌を作った人間、作っていない人間

2017年12月24日。クリスマス・イブ。聖夜前日に友人が言っていた。 「世の中には2種類の人間がいる。同人誌を出したことがある人間と出したことがない人間だ」 昨年、実は初めて同人誌を買った。長らく愛読していたブロガーさんが纏めた文芸評論集を委託販売…

ゆっくり行こうか

思ったよりもバタバタが早く落ち着いてしまった。 来年の1月半ばまでは忙しいと思っていたら、案外早かった。 とりあえず、この一ヶ月は疲れた。そんな感じ。 年末の挨拶は既に済ませてあるので、改めてやるつもりはなくて、だらだらブログ更新をしていく。 …

良いお年を

まだ11月ですけど。 12月特有の慌しさ、冬の人肌の恋しさ、キャバクラでの失敗、鍋パでのアルハラ、忘年会でのアルハラとアキラ100%芸のフリ、M-1後の一夜限定一億総お笑い評論家爆誕ブーム、ガッキーとの疑似的間接キスができるメルティーキッス、クレアお…

コパ・デル・レイ準々決勝 CD Rivas Futsal対バルセロナ(Barça Lassa) マッチレポート

参考記事futbolman.hatenablog.com 【実験的な記事です】 フットサルの試合をこのように表現することがどうなのかと思っていたのですが、分析できた範囲内でメモの要領で列挙して書きました。 しかし、これでも全部の要素を網羅しているわけでもなく、漏れは…

アルゼンチン代表がくるってよ。でも、ここがヘンだよね?

www.jfa.jp フットサル観戦を始めて半年が経ちました。Fリーグを主として週末がとても楽しい。本当に楽しい。 この半年間、私のようにフットサル観戦にハマるようにあれこれ布教をしてきましたが、正直その成果は芳しくないです。残念ながら「観る」スポーツ…

バルセロナ(Barça Lassa)定点観測

フットサルの話です。 本記事は観測できた範囲内でのバルサの戦術紹介・纏め記事です。 今シーズンも安定した強さを発揮中のバルサ。 本当に強いです。世界レベルの縦への速さは主力の怪我なども重なり、以前よりかは大人しいかもしれませんが、それでも戦術…

ミゲル・ロドリゴ『フットサル戦術パーフェクトバイブル』書籍紹介

フットサル日本代表監督ミゲル・ロドリゴの フットサル戦術 パーフェクトバイブル 作者: ミゲル・ロドリゴ(フットサル日本代表監督),JFA(財団法人日本サッカー協会)フットサル委員会,構成:北健一郎 出版社/メーカー: カンゼン 発売日: 2011/04/11 メデ…

自分が書いた文章を読み返すのキツくない?

以前のスポナビブログ「フトボル男」を開設する前は、サッカーメディアQoly様で執筆していました。さらにそれ以前の記事を公開する/しないよりも前のサッカー関連で書いたものは、今もWordに纏めていますが、それを意識し始めたのはロンドン五輪の日本vsスペ…

『狩人の悪夢』『孤独なアスファルト』読書感想

【2017年9月のマイベスト2】 私は9月に25冊の本を読みました。 読書傾向的にどうしてもミステリが多いですが、その中でも出色の出来と思った印象的な本について書いていきます(ネタバレは無いです)。 カテゴリの『書評』よりも、軽い内容で複数的に仕上げ…

渡航『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』12巻 感想「本物」への歩み

渡航『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている12巻』 やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。12 (ガガガ文庫) 作者: 渡航 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2017/09/21 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る 待望の新刊! 前巻からおよそ2…

初めまして!フトボル男が引っ越ししました

突然のスポナビブログのサービス終了宣言。スポーツブログ界隈に激震が走りました。1999年のノストラダムスの大予言級に世間が揺れました。 慌ただしくブログをはてな様に移行しましたが、「このご時世にブログを続けるのはどうなのか?」という疑問も芽生え…

フットサルの魅力と難しさって繋がっている説

フットサルの魅力とは? 個人的には「ディティールの細かさ」に尽きます。全体を俯瞰で捉えながらも、細部にもフォーカスを絞るような複雑さ。口で言うのは簡単ですが、この両立って複雑すぎて難しいものです。まるで矛盾を孕んだかのような両面性が、コイン…

ヘタフェ対バルセロナ どうなる?デンベレ、イニエスタ、スアレス

柴崎のゴラッソは、これから日本人がリーガに挑戦する度に語られ、映像として流される永遠のものとなった。 2FWの守備からブスケツを消す限定的な守備的役割、ボール保持時のサイドに流れてリンクマンとしての機能。浮いたポジショニングセンスから脱力ゴラ…

マニータを経て ネイマールとの本当の別れ

エスパニョールを一蹴したバルサ。今季のエスパニョールはキケ2年目の下、実に成熟した442が選手の特性にハマっている印象が強い。今季はEL圏争いもあるのではと開幕戦のクオリティから妄想したくらい。特に、レオとジェラールの2トップの破壊力というか前進…

ビエルサ、大変 リール対ボルドー

代表ウィーク明けのビエルサのリール。夏の移籍市場では戦力整備という名の追放劇もあり、結果の出ないピッチ上のバタバタ感のみならずピッチ外のカオスも表面化してきました。それでも、その辺のゴタゴタよりもビエルサの戦術面の仕込みがどれくらい浸透し…

ニコ生、Fリーグはじめたってよ

今年からフットサル観戦を始めた私ですが、絶賛フットサル漬けとなっています。残念ながら、会場に足を運んだのは6月に都リーグ2部に観戦に行ったのが最後となってしまっています。その時は、パパさんたちが休日に妻子の応援を受けながら試合を行って、終了…

ビエルサ後 マティアス・アルメイダ編-CDグアダラハラ分析

勝手に連動企画!第二弾。フットボリスタ2017年6月号のビエルサの弟子特集記事からインスピレーションを受けて、アルゼンチン新世代監督をチェックしてみようという企画記事。ビエルサ以降の新世代監督紹介記事の具体的な内容が気になる方は是非とも購入を検…

ビエルサ後 マルセロ・ガジャルド編―リーベル・プレート分析

近年はリーガ・エスパニョーラという箱全体だけ集中的に追ってきたので、偏っていた中で情報のアップデートの要素が欠けていた。人間なのだから偏るのは当然なんですが。ペップのマンチェスター・シティはチラ見していたけど、それを痛感したのが昨季のサッ…

フットサルと出会ってサッカーのことを考えました

フットサルを観始めてから三ヶ月が経ちました。フットサルから得た衝撃は近年でもトップクラスの体験で、今ではフットサル観戦が趣味の一つとなっています。マジ感謝。 futbolman.hatenablog.com 本記事は、フットサル×サッカーの可能性について…それを書け…

暑中見舞い ビエルサ試行錯誤中 アンジェ対リール

前回の記事でビエルサのリールの序盤の戦術を纏めた。先ずはこの記事を読んで下さい。 → futbolman.hatenablog.com 絶賛苦悩中のビエルサといった状況。ビエルサ曰く「8節くらいまでは様子見」というスタンスを打ち出したらしいので、アンジェ戦は変化が無か…

ボーンマス対マンチェスター・シティ どうする?ペップ、532に433をぶつけて

シティは433 ボールを持つのはシティ。ボーンマスは532撤退守備と前プレの組み合わせ。ボーンマスが日常的に5バックをしているのかは知らないけど、エバートン戦からヒントを得た可能性もあるわけで。横幅が狙うサイド奥にWB-CB間を狭くして多少の横スラを…

ビジャレアルの開幕戦 期待して願った未来との現在地

ビジャレアルの開幕戦の評判はとても悪かった。「エスクリバ辞めろ」が流行ったりしたくらい。開幕戦で敗けたくらいで大袈裟な…と思う人もいるでしょう。というかレアル・マドリークラスだったら分かるけど、ビジャレアル規模で?と思う人もいるでしょう。と…

おかえり、ビエルサ!リールの戦術分析

皆、大好きビエルサが監督として帰ってきた。その話題性から、リーグ1ファンを超えて色んなサッカーファンがリールに注目しているでしょう。 開幕して1勝2敗。順風満帆な滑り出しとは程遠いけど、結果だけを求めるならビエルサではなくて良いじゃんという擁…

ペップの2年目 マンチェスター・シティの戦術の変化

2017-18のシティのシステム 攻撃時3142 守備時532 2016―17のシティのシステム 攻撃時 3223 守備時 4141 開幕戦のブライトン戦と2節のエバートン戦を観た。2試合を消化した時点でのペップ・シティについて書く。 【変化に伴う課題】 昨季の被カウンターのモ…

ベリッソのセビージャ 開幕戦で見えたもの

この試合で一番ビックリしたのはガンソに尽きる。昨季のサンパオリ・セビージャでは完全なビックリ箱枠。浪漫の象徴。 「10回のうち9回はヘマをするが、たった一回・・・輝かしいプレーですべての人を魅了する。ガンソ。そのまま行け、何度でもしくじれ。そ…

マンチェスター・ユナイテッドの気になる三つの点

2年目のモウリーニョということで、好調な滑り出しを見せたマンチェスター・ユナイテッド。開幕戦に続き、2節も大勝。ウェストハム戦とスワンズ戦は共に同じスコアとなったが、内容はだいぶ異なった。前節のウェストハムが攻守ともに何も無い空っぽ4141だっ…

2年目のモウリーニョ マンチェスターユナイテッドの開幕戦について

ユナイテッドの開幕戦の評判が良かったので観戦した。両チームともに新戦力がちらほら。どちらも普段観ないチームなので新鮮さが溢れていた。良い意味でも悪い意味でも。 ユナイテッドは4231 守備時は442 ウェストハムは433 守備時は4141 ボールを持って支配…

リバプールの直近の2試合(ホッフェンハイム、ワトフォード)を観て思ったこと

ホッフェンハイムを目当てでクロップのリバプールを真面目に観た。それから気になってプレミア開幕戦のワトフォード戦も観てみた。 ザックリ言えば、ホッフェンハイム戦はプレスのリバプール。ワトフォード戦はポゼッションのリバプール。 どちらの試合にも…

Fリーグ開幕 初めてのフットサル観戦 代々木セントラルに行ってきた

フットサルに魅了されて2ヵ月未満。(詳しくはこちら→ futbolman.hatenablog.com Fリーグが開幕するまでは、オーシャンカップやスペインフットサルのプレーオフやカレッジフットサルリーグを観て、毎日フットサル観戦漬けとなっていました。 そして、来たる6…